iPhoneが水没してからイヤホンモードが解除されない…
・水没してから、イヤホンモードのままなんだよね…
・iPhoneの耐水性の売ってどのくらいなの?
・画面は普通に映るのに、イヤホンモードは直らない
と、お悩みではないですか?
間違って、iPhoneをお風呂とかの水の中に水没させてしまった…。
って、たまにあるみたいですね。
そうなってしまった場合、iPhoneに出る症状はいろいろで、
・画面がつかない
・電源が入らない
・電源が入って、すぐ消えた
・普通に操作できるけど、イヤホンモード(ヘッドホンモード)が解除されない
などなど…iPhoneの中に入ってしまった水の量によって変わってきます。
この中で特に多いのが「普通に操作できるけど、イヤホンモード(ヘッドホンモード)が解除されない」といった症状です。
実際に、私の友人もiPhoneを水没させてしまった時に、ちゃんと乾かしたけど、イヤホンモード(ヘッドホンモード)が解除されない…といった症状になってしまいました。
とはいえ、最終的には、イヤホンモード(ヘッドホンモード)は解除することができましたよ~。
iPhoneに限らず、スマホを水没させてしまった場合、絶対にやってはいけないことがあります。
それをやってしまうことで、直るものも直らなくなってしまう可能性もありますので、注意してください。
というか、お風呂とかに間違ってiPhoneを水没させてしまった場合、対処の手順はだいたい決まっています。
なので、本日の記事は、スマホが水没してしまった時の対応の手順と、絶対にやってはいけないことについて、紹介していきますね。
iPhoneが水没してしまった時の対応の手順
iPhoneが水没してしまった時の対処法を解説していきますが、その前に、iPhoneやAndroidの防水機能について、ざっくりとですが解説していきますね~。
iPhoneやAndroidの防水機能について
iPhoneやAndroidスマホの場合、普通に防水機能がついています。
なので、多少の水濡れに関しては大丈夫な場合が多いです。
とはいえ、この防水機能が曲者なんです。
というのも、防水機能には「防水等級」というものがあり、0から8までの9段階に分かれています。
もう少しくわしく説明しますね。
スマホなどの多くの電気製品には、防水、防塵の性能を表す「IPコード」というものがあります。
IPコードとは、「IP〇〇」と表示されます。
これに関しては、調べてみてばすぐにわかると思います。
(IPアドレスと間違えないでくださいね)
IPコードの「IP〇〇」というのは、〇〇に入る数字が大きいほど、防塵・防水機能が優れています。
例えば、「IP47」の場合、
・防塵機能は「4」
・防水機能は「7」
ということになります。
(前の数字が防塵、あとの数字が防水機能の等級を表しています。ここに「X」がある場合は、省略されています。)
自分のがスマホがどのようなIPコードになっているかを調べてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに防水機能の等級ですが、
となります。
画像引用 ソフトバンクニュース
ちなみに、iPhoneの場合、IPコードは公式サイトで確認する事ができますよ~。
気になるのであれば、確認してみてください。
ということで次に、iPhoneが間違って水没してしまった時に、
・やってほしい手順
・絶対やってはいけないこと
について、紹介していきますね~。
iPhoneが水没してしまった時にやってほしい手順
iPhoneが水没してしまった時に、まず最初にやってほしいことは、「なるべく早く水から引き上げて、水分を拭き取る」ことと、「電源を切る」ということですね。
この辺は分かっているので、水没させてしまっときは自然にやっていると思います。
とはいえ、この時にやってはいけないことがあります。
それは「iPhoneを上下に振ったりして、余計な振動を与えてしまうこと」です。
iPhoneの内部に入ってしまったかもしれない水分を抜きたい気持ちはわかりますが、だからといって、スマホに余計な動作を与えないでください。
というのも、その結果、逆にiPhoneの内部に水が侵入してしまう可能性があるからなんです。
なので、コネクタなどの水の侵入する場所を下にして、なるべく動かさないようにしてください。
そしてもう一つ!
内部に侵入してしまった水分を拭き取りから…といって、iPhoneを分解しないでください。
IPhoneを分解してしまうことにより、保証が受けられなくなってしまう可能性があります。
保障というのは、
・メーカー保証
・ショップの保証
などなど…いろいろありますが、分解することにより、保証の対象外になってしまう可能性がありますので、やらない方がいいでしょう。
また、どうしても分解したい場合、事前に保証の確認はしておいた方がいいと思います。
そして、水分を拭きとる時に、コネクタの差込口などは、綿棒やティッシュをこよりにして水分を取ってくださいね。
(その時に、ティッシュのカスが穴の中に残らないように気を付けてください)
水没したiPhoneイヤホンを乾かしたけどイヤホンモードが解除されない場合、イヤホンジャックの部分に水が残っています。
そしてその結果、イヤホンをしていないのに、イヤホンをしている…と、iPhoneが誤認識している可能性がとても高いです。
それが終わったら、iPhoneを乾燥させます。
濡れたスマホを乾燥させる場合、自然乾燥を基本にしてください。
できれば3日ほど乾燥させてください。
長ければ長いほどいいですよ~。
(密閉した袋の中に、スマホと乾燥剤を一緒に入れておくと、より早く乾燥させることができますよ~)
この時にやってはいけないことは「ドライヤーなどで温風を送ること」です。
少しくらいの温風であればいいかもしれませんが、iPhoneは精密機械なので、熱に弱いんですよ…。
なので、熱を送ることで、
・バッテリーが劣化したり
・電源が入らなくなったり
なる可能性がありますので、ドライヤーで温風を送ることはやらないでくださいね。
そして、この時に気を付けてほしいことは、焦って電源を入れてしまうこと!です。
ちゃんと動作するかどうか、確認したい気持ちはとてもよくわかります。
ですが、その焦りがスマホを壊してしまう可能性がありますので、気を付けてください。
密閉した袋に乾燥剤と一緒にスマホを入れて3日…ちょっと長く感じるかもしれませんが、大切なデータのための時間だと思って我慢してください。
まとめ
長くなってしまいましたので、要点をまとめてみますね。
iPhoneが水没してしまった時に、やってほしい手順は、
- なるべく早く水から引き上げる
- 水分を拭き取る
- 電源を切る
- 水の侵入する場所を下にして、なるべく動かさない
- 乾燥させる
(密閉したジップロックの中に、乾燥剤と一緒に入れる)
と言って手順でやってみてください。
また、この時にやってはいけないことは、
- スマホを上下に振る
- iphoneを分解する
- ドライヤーなどで温風を送る
- 焦って電源を入れる
といったことです。
水没させてしまったiPhoneのイヤホンモードが解除されない…といった場合の原因は、イヤホンジャックの部分に水分が残っているため、その結果「イヤホンをしている」と誤認識している可能性が高いです。
なので、イヤホンモードが解除されていないのであれば、乾燥が足りないので、もう少し乾燥させてみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。