スマホの充電は何パーセントから?
・充電のやり方でバッテリーが劣化するって聞くよね
・バッテリーを長持ちさせる充電方法を知りたい
と、お悩みではないですか?
たしかに「充電のやり方次第では、バッテリーの寿命が違う」って話、たまに聞きます。
私もこの前、会社の飲み会でそんな話をしているのをチラッと耳にしました。
たしか「機種変更は高いから、バッテリー交換をして」という話からの流れだったような気がします。
チラッと聞いていただけなので、内容はよく覚えていませんが、気になる気になる。
ということで、後日改めてドコモショップで働いている友人にくわしく聞いてみたので、本日はその内容について、わかりやすく紹介していきますね。
スマホの充電は何パーセントから?
ということで、スマホの充電は何パーセントまで電池が減ってからやった方がいいのか、知り合いのドコモの店員に聞いてみたので、紹介していきますね。
もしもし、久しぶりです!
ちょっとお聞きたいことがあるんだけど…
はい。お久しぶりです。
聞きたいことってなんですか?
スマホの充電に関してなんだけど、充電のやり方でバッテリー電池が劣化するって聞いたですが…
スマホの充電は、電池の残量が何パーセントのタイミングでやったらいいのですか?
その話ですか。
職場でもよく相談されるんですよ。
やっぱりみんな知りたいことなんだ。
まず、スマホの場合、iPhoneでもAndroidでも、電池の残量が10~20パーセントになったら充電することをおススメします。
(タブレットも一緒)
そうなんだ。
そうなんです。
出来るだけ使いきってから100%まで充電する方法が、一番バッテリーの劣化を防ぐ方法ですね。
だったら電池の残量が「0」になってから…でもいいんじゃないの?
電池の残量を「0」にすると、今度は「過放電」という現象が、バッテリー電池の内部で起こるんですよ。
これが電池の寿命を縮める原因の一つになるんです。
というと、なるべく0に近いタイミングで充電すれば、バッテリーは長持ちするけど、0になると逆効果ってことですね。
まるで、崖ギリギリで止まった方が勝ち、の、チキンレース状態だね。
まあ、言われてみればそうですね。
別に、ぎりぎりまで待つ必要はないんですよ。
バッテリー電池の残量は10%~20%を目安に、充電してください。
過放電ということですが、逆に「過充電」はいいの?
充電が100%を超えても充電している状態…
私の場合、寝る時間に充電をするので、起きたら100%の充電がたまっているのですが、これはバッテリーに負担をかけていないの?
あまりオススメはできないですね…。
過充電も、実は、スマホのバッテリーにとっては良くないんですよ。
過充電しているってことは、実は、スマホ内部の電圧が高くなっているんですよ。
この、高すぎる電圧は、バッテリー劣化の原因の一つですね。
100%になる前に、充電を辞めることをおススメします。
なるほど…スマホのバッテリー電池を長持ちさせようとするとなると、いろいろと工夫しなければならないんですね。
だったら逆に聞くけど、ほかにどんなことをしたらバッテリーの劣化につながるの?
う~ん。
「充電しながらスマホ」も、実はバッテリーの寿命を縮める原因ですね。
これをやると、バッテリーの負担がとても大きくなり、その結果、バッテリーの劣化が早いです。
なるほど。
色々ありがとう!
スマホのバッテリーというのは、使っていくうちに劣化していくものなのです。
だから今回紹介したのは、「バッテリーが劣化しない方法」ではなくて「バッテリーを劣化させにくい方法」ですね。
ようするに、
バッテリーは消耗品で劣化するのは仕方ないが、ユーザーの使い方次第で長持ちさせられるよ、ってことです。
バッテリーもスマホ本体も、値段が高いですから気を付けてくださいね。
まとめ
長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。
まずスマホは、iPhoneやAndroidといった機種に限らず、電池の残量が10~20%になったら充電すると、バッテリーの劣化を防ぐことができます。
充電するタイミングは、なるべく0%に近い方がいいのですが、0%になると、今度は「過放電」がバッテリー内部で起こってしまい、それがバッテリー劣化につながりますので、気を付けてください。
そして、充電するときは、100%近くまで充電してください。
途中でやめて…となると、充電する回数が増えてしまいますので、結果的にバッテリーが劣化する原因になりますよ。
とはいえ100%を超えて充電するのは「過充電」といってこれもバッテリーによくない事だそうです。
なので、充電するタイミングも充電をやめるタイミングも、「ギリギリまで攻めるが超えてはいけない」といった感覚を持って充電してくださいね。
そして、私もよくやるのですが、「充電しながらスマホ」はバッテリーに負担をかけすぎてよくないので、やめたほうがいいです。